2019年6月28日~29日に大阪市で行われたG20大阪サミット(Gとはグループという意味)参加国の訪日ために、関西国際空港に飛来した機体をすべてではないが撮影することができましたので、画像は悪く、航空マニアの皆さんの考え方では証拠写真の域に入るのでしょうが、私としては立派な日本で初のG20大阪サミット飛来機写真ですのでリポートさせていただきます。
大阪国際空港(伊丹空港)にはアメリカ合衆国のトランプ大統領が乗機していたエアフォース1や安倍総理大臣乗機の政府専用機が飛来し、その他の国の機体は関西国際空港に飛来しました。
関西国際空港は展望施設(スカイビュー)が6月27日から30日までG20大阪サミットのため休館となりスカイビューから飛来機を撮影することはできず、周りは海で撮影環境の悪い関西国際空港なので外から飛来機を撮影することはほぼできませんが、たまたま28日に関西国際空港から撮影旅行を計画していましたので撮影することができました。
民間業者が貸切船での「G20海関空撮影ツアー」と題した撮影ツアーを行っていましたが、即完売となったそうです。
陸側から超望遠レンズで撮影した方もおられたでしょうが、米粒程度の機体写真になったでしょうね。
これだけ世界各国の特別機が大阪に飛来することは大阪万博以来と思われ、日本全体で考えても滅多になく、日本の航空史の1行に書かれなければならない事でありながら一般人が飛来写真を残せない撮影環境は本当に残念です。
関西エアポートや航空局などが撮影していただいていて飛来機写真展示展でもしてもらえればいいのですが、まあないでしょうね。
後は航空雑誌が取材していてくれていれば、来月号で飛来機を見ることができるでしょう。
ろくでもない写真ばかりで、G20前後に私が写した機体以外にも各地の空港に飛来していてすべての飛来機ではありませんが、6月28日に関西国際空港で撮影することができた飛来機と当日の関西国際空港の模様のリポートをお楽しみください。

2018年11月12日午前11時45分頃に那覇市の東南東約290Km海上に墜落したアメリカ海軍第5空母航空団(CVW-5)のF/A-18と、2018年12月6日午前1時42分頃、高知県室戸岬沖太平洋上で空中給油訓練中に接触して墜落したアメリカ海兵隊F/A-18DとKC-130Jの機体番号を読者の方から情報をいただきました。
どうもありがとうございます。


11月12日の事故の機体はF/A-18Fの166888号機で、F/A-18Fという機種から第102戦闘攻撃飛行隊(VFA-102)所属ということがわかり、NF-11という情報をいただいているのでNF-111ということもわかりました。
私はアメリカ軍機は積極的に撮影しておらず、166888号機は撮影していないと思われます。


そして12月6日の事故の機体ですが、DT-11のF/A-18D(165416)と、KC-130J(167981)との情報です。
よって第242戦闘攻撃飛行隊の11号機(165416)と、第152空中休飛行隊(VMGR-152)のKC-130J(167981)です。
メールには「ではないかとの情報です」とも書かれており、確定ではありませんのでその点をご理解ください。

まず165416号機ですが、私のデジタルアルバムを検索してもヒットせず、まだ整理をしていないだけかもわかりませんが写していないでしょう。
そして167981号機ですが・・・

〇 航空事故の機体番号について

大韓民国政府特別機(B-747-4B5 10001 元大韓航空HL7465)
イギリス政府特別機(ボイジャーKC.2 A330MRTT A330-243 ZZ336 イギリス空軍第10飛行隊所属)
ロシア政府特別機(Il-96-300 RA-96022)

海上保安庁巡視艇きりしま(PS04 第十管区海上保安本部日向海上保安署所属) みはし型(しんざん型)4番艇

宮崎県から応援に来たいただいた巡視艇で、平成13年12月に発生した九州南西海域不審船事案に対応した巡視船のうちの1隻です。

ベトナム政府特別機(B-787-9 VN-A868 グエン・スアン・フック首相搭乗機)

南側先端部にいた年配の温厚な警察官に声を掛け、先端部で撮影することを告げ先端部に行きました。

バニラや春秋航空日本のカウンターがなくなっていました。(2018年7月21日撮影)

チェックインはANAに委託して使われていなかったスターフライヤーのカウンター・・・(2018年7月21日撮影)

G20大阪サミットで警備をする愛知県警察警備艇「にっこう 愛5」

G20大阪サミットでは全国の警察が協力しています。 この小型艇でよく紀伊半島沖の太平洋を通ってこれましたね。
まあ北朝鮮などは古い木造船で日本海の真ん中まで行って操業するのだから大丈夫でしょうね。

この写真には多くの機体が写っていますが垂直尾翼しか写っていない機体もあり、機体番号の特定は難しそうです。

インターネット航空雑誌 ヒコーキジャーナル第269号

そして最後に撮影したのが2018年5月27日に行われた北宇都宮駐屯地祭でした。
調べてみるとデジタル写真だけで193枚を写していました。 まあ中部方面ヘリコプター隊に所属していたので写す機会が多かったためでしょうが、相当写りが悪くない限り残しているためでもあるでしょう。
UH-1Jの初めての事故による用途廃止機だと思われ、続く機体が出ないことを祈ります。

次は2014年11月15日に八尾駐屯地。 この日は駐屯地祭前日かな?

次は2014年11月12日に八尾駐屯地。 この日は八尾駐屯地祭の事前訓練かな?

次は2014年10月16日に八尾駐屯地。

次は2014年6月26日に八尾駐屯地。

次に撮影したのが2013年10月5日に行われた八尾駐屯地祭の時で、当時はUH-1Hも運用されていて懐かしく思います。

写真を見ているとその日の事を断片的ながら覚えており、まだ痴呆症は軽いようです(笑)。

私は2003年からデジタルカメラを使用し始めたのですが、デジタルで最初にこの機体を撮影したのは2013年7月27日に行われた舞鶴航空祭で、当時は中部方面ヘリコプター隊所属でした。

この写真では貨物扉を閉めており、午後には閉めたのでしょうね。 この接触事故によりF/A-18Dの1名と、KC-130Jの5名、計6名のアメリカ海兵隊隊員がお亡くなりになっています。
6名の方々は仏教徒ではないと思いますが、ご冥福をお祈りいたします。
遠い日本まで来て、日本の防衛のためにも尽力していただきありがとうございました。




そして、前号でお伝えした立川駐屯地でのUH-1Jハードランディングにより損傷した機体ですが、朝雲新聞に889号機と出ているとの情報により朝雲新聞社のホームページを見てみるともう消えていますが889号機と書かれていました。
よって、2019年6月21日に立川駐屯地で起こったUH-1Jハードランディング事故の機体はUH-1J(41889)で間違いないでしょう。
41889号機は私の資料ではフィルムでも撮影していますが掲載するには時間がかかるので、デジタル写真のみ掲載していきます。

この写真を見ると貨物扉は開放しているが、機内の公開はしていないようですね。

2015年5月3日に雨の中で行われた岩国航空祭で展示されていました。

私の特別機との戦いは終了して次の取材地の空港に到着したところ、隣に座っていた若いお嬢さんから「いっぱい写真を撮っていましたね」と声を掛けられました。
G20大阪サミットのために飛来した特別機を撮っていたことを説明し逆に聞いたところ、大阪の小学校の先生で、G20大阪サミット中は大阪の小・中・高等学校が休校になるので、大学時代の友人に会いに行くとのことでした。
私は旅客機内から写真を撮ることが多いので、やはり隣の乗客の方は迷惑だと思っているだろうし、変な人と思われているのでしょうね。
展望デッキからの撮影もいいですが、旅客機内からも普段撮れない写真も多く撮れるので、これからも迷惑にならないようにしながら撮っていきたいと思います。

各特別機への搭乗首脳の名前が抜けている機体もありますが、調べるのに時間がかかるので調べられませんでした。 あしからずご了承ください。
心はG20大阪サミットへの各空港飛来機一覧を作ってみたいが、まだリポートしていないネタが数多くあり望み薄です。
老眼がひどくなっていることと、おっさんになり脳が疲れやすくなっていて、長時間のパソコン作業が難しくなっています。
今号だけでも、編集に15日はかかっていると思います。
これからも編集に時間はかかるだろうが続けていく考えですので、投稿写真や情報提供をよろしくお願いします。

4000mB滑走路

ロシア政府特別機(Il-96-300 RA-96014)
大韓民国政府特別機(B-747-4B5 10001 元大韓航空HL7465)

オランダ政府特別機(B-737-7BCBBJ 9H-BBJ マルク・ルッテ首相搭乗機)
インドネシア政府特別機(B-737-8U3BBJ2 A001 ジョコ・ウイドド大統領搭乗機)
フランス政府特別機(ダッソーファルコン7X F-RAFA)

インド政府特別機(B-747-437 VT-ESO)
フランス政府特別機(A330-223 F-RARF)
タイ政府特別機(A320-214XCJ HS-TYT)

離陸開始!

旅客機の窓は直角に撮ればまだましですが、斜めになればなるほど悪くなります。

トルコ政府特別機(B-747-8ZVBBJ TC-TRK エルドアン大統領搭乗機)です。

トルコ政府特別機(A330-243Prestige TC-TUR)と・・・

えっ! トルコ機と思われる機体は2機いるじゃん!(なぜか東京弁です)

3500mA滑走路

チャイナエアラインズ  A350-941(B-18901 ミカドジキ号 帝雉號)

愛媛県警察警備艇「みさき媛2」   愛媛県からも来ていただいています。

中国南方航空  B-737-86N(B-1980)   この機体も初撮影でした。

ANA  A320-271N(JA214A)

いわゆるA320Neoですね。 新型機はまず羽田や成田から就航していき、機数が増えてきて関東地方のマニアが飽きてきた頃から(笑)地方発着に就航させていきます。
関東のマニアはいいですね。

デルタ航空  B-767-3P6ER(N155DL)

デルタ航空は以前関西空港でB-747など多くの機体が離着陸していましたが、今はたまに見るくらいです。

中国東方航空  A320-214(B-6758)

初撮影だったので就航年を調べたところ2011年でした。 中国東方航空だけでA320を3~400機運航しているのではないかと思われ(予想)、全ての機体を撮影するのは中国人でも無理じゃないかな。

チャイナエアラインズ  A330-302(B-18317 60周年塗装機)

G20大阪サミット当日で参加首脳はもう到着しているはずであろうし、目の前のA滑走路は現在離陸のみの運用のため、特別機等のG20関係機の撮影はできませんでした。
たいした機体はありませんでしたが、一部紹介していきます。

ターミナルに戻ろうと歩いていると、第1ターミナル4階南側屋外部分に何か置かれています。

他の国の特別機も多く駐機しているが、少ししか写っていないので紹介は却下!

大韓民国政府特別機(B-747-4B5 10001 元大韓航空のHL7465 文在寅大統領搭乗機)

中国政府特別機(エアチャイナ B-747-89L B-2479 習近平主席搭乗機)
中国政府特別機(エアチャイナ B-747-89L B-2482)

フランス政府特別機(A330-223 F-RARF エマニュエル・マクロン大統領搭乗機)

チャイナエアラインズ  A350-941(B-18901 ミカドジキ号 帝雉號)

ちょうど特別塗装機がスポットインするところでした。

もしかしたらこのまま歩いて南側先端まで行っていいのではないかと思い、行ってみることにしました。 途中第1ターミナルに入る検問所が数か所あり、警察官が私を目で追ってくるので「私は注目の的ですね」とにこやかに言ってみたところ返答はなく、一人の若い大阪府警察警察官は私をにらみつけていました。
まるで過激派の悪人を見るようで、普通の場所で一般人が気の荒い人間に対して同じようににらんでいたら喧嘩になるにらみつけ方でした。
警察官以外は悪人と思えと教育されているのでしょう。 私の仕事場に元大阪府警察官の新人がいるので聞いてみることにしましょう。 でも警察官も殺人を起こしますので、自分以外悪人と思えとの教育が必要ですね(笑)。

一般客はここに来ても何もないので来ず、航空マニアでも当日乗る航空券を持っていないと来れないし出られないと思っている方もいたのかもわからず、警察官以外は私一人でした。

一応北西側のスポットに駐機している機体を撮影した写真ですが、中央上部及び右上部に特別機の垂直尾翼が写っていたのに、これらの機体の存在を当時は気付いていませんでした。
おっさんにになり、注意力もにぶってきているようです(笑)。

これらが駐機している場所は駐機スポットではなく、誘導路を閉鎖して駐機していると思います。

ここはターミナル内からの撮影と違ってガラス越しではないが、手前に障害物があるな~。

セネガル政府特別(A319-115CJ 6V-ONE マッキー・サル大統領搭乗機)

ターミナル内で撮影していてふと屋外の通路を見てみると外国の方々の団体が屋外通路におり、関西エアポートの社員さんがいたので聞いてみると、「数か所4階屋外通路への出口があり、出てもいいが入るのにまた検問があります」とのこと。
「出て通路の北側まで行けますか」と聞くと、「出口に警察官がいますので聞いてください」とのこと。
「これまでに何人か撮影のために屋外通路に出た人はいますか」と聞くと、「数名屋外通路に出て撮影していたと思う」とのことでした。
航空マニアはどうにか撮影しようと、あらゆる手段を考えて撮影に挑むのでしょうね。 これらの情熱を関西エアポートは考えていただき、次回このような特別機が飛来する時はマニアの方々が撮影できるよう、知恵を出し合って考慮していただきたいです。
関西空港は伊丹や成田や羽田と違い海に囲まれていて、空港外からの撮影はほぼ無理な空港なのですからね。

エジプト政府特別機(A340-211 SU-GGG シン大統領搭乗機)

駐機しているではないですか。 北側にターミナル以外の駐機スポットはないと思っていて、今まで多く関西空港に来たことがありますが、北側のターミナルのスポット以外に旅客機が駐機している光景は見たことがありませんでした。

第1ターミナルに戻り、特別機はないだろうが一応4階の北側に行ってみると・・・ おっ!

サウジアラビア・インド・フランス・タイの特別機が写っています。 サウジアラビアの機体番号はHZ-5**2やHZ-S**Zに拡大すると見えるのだが、機体番号がわかる方は教えてください。

帰りのバスは窓ガラスが色ガラスになっており、少し青色になってしまいました。

即第1ターミナル行きバス乗り場に並びました。

第2ターミナルに到着! いつも入る入口は出口専用になっており、ピーチを使う方々は遠回りしてターミナル内に入らなければなりません。

ここには普段入ることは可能だが、当日は立入禁止だったでしょうね。

特別機が見える場所は数秒しかなく、次は愛知県警察車両群です。 愛知県警察は爆発物処理班が来てくれたのかな?

お~ 第2ターミナル行きのバスに乗って正解でした。

新潟県のパトカーもいました。 北海道や沖縄の警察官も来ているのかな~?

この長~いバスで第2ターミナルに向かいます。

特別機はほぼ見えませんでした。 ここにはカメラを持った航空マニアらしき方がいましたが、ほぼ写せなかったでしょう。 航空マニアの涙ぐましい努力の一端を見ました。

第2ターミナルに向かう人はここを通らなければならないのですが・・・

出発までまだ時間があるので、第2ターミナルに向かうシャトルバス車内から特別機が写すことができるかもと思い、第2ターミナルに向かうことにしました。

1階の屋外通路も立入禁止です。 大阪でイベントが行われるごとに過剰な規制が行われるならば大阪万博に反対する人が増えるかもわからず、規制しなければならないところはする必要があるが、規制する必要がないところは過剰な規制は控え目にしていただきたいです。

回り回って1階の喫煙所に来ました。 関西空港のエレベーターは来るのも遅いし動きも遅く、エレベーターが開発された時期の物かなと思うくらいですが、大きな荷物を持った旅行客にとってはかけがえのない物であるにもかかわらず使用禁止です。

関西空港から出発する時は、スターフライヤーの誰もいないこのカウンターに来てA320の模型の写真をよく撮ったのに残念です。

なくなっていた場所にはポケモンの宣伝ブースや・・・(2019年1月17日撮影)

乗る便に遅れ等がないか確認のため2階にある国内線出発フロアーに降りたところ、一部カウンター等ががなくなっていました。

G20を行っていない時期より乗降客数は少ない感じがします。 G20中はアクセスが大変なので、関西空港の利用を避けた方もいたかもわかりません。

LCCではない大手国際線運航航空会社にもセルフチェックイン機があるのですね。

私は関西空港に数多く来ていますが、4階の国際線出発フロアーには片手で数えられるほどしか来たことはないので少し行ってみました。

仕方ないのでここからガラス越しに写してみたところ、A330らしき機体と、A320かB-737らしき機体を撮っていました。 この2機も国や機種、機体番号を特定できていませんので、ご存じの方は教えてください。 調べてくださる方がいたら原画を送りますよ。 G20大阪サミット飛来機一覧表作成にご協力お願いします。

4階には屋外通路があり、そこから南側エプロンが見えるので4階に来ましたが、南側エレベーターも使用禁止になっていました。
先ほどのエスカレーターといい、ここのエレベーターといい止める必要があるの? ただ旅行客を不便にしているだけのような気が頭の悪い私は考えるが、頭のいい国か警察か関西エアポートの職員が考えた最高の考えなのでしょう。

G20中は一部エスカレーターを止めていましたので、違う階への移動が難しくなっていました。

第1ターミナルに入るには航空券を持っていなくては入れず、私は自宅のプリンターが壊れていて印刷できないので、考えた末、ガラケーで航空チケットを購入したパソコン画面を撮影して難なく入場することができました。

この橋を渡ると第1ターミナルで、写っていませんが第1ターミナル手前で警察官による検問を行っていました。

鉄道ターミナルに戻り、第1ターミナルに向かいます。 左の通路は第1ターミナルに向かう方、右の通路は駅に行く方です。

撮影した場所は第1ターミナル直近の場所にある駐車場で普段は満杯状態であろうが、G20中は連絡橋の通行規制があったためかがらがらの状態でした。

全てかどうかわかりませんが、これらの航空会社が第2ターミナルを使っているようです。

スペイン政府専用機(A310-304 T.22-1 ペドロ・サンチェス・ペレス・カステホン首相搭乗機)

ドイツ政府専用機(A340-313X 16+02 アンゲラ・メルケル首相搭乗機)

チリ政府専用機(B-767-3YOER 985 セバスティアン・ピニェラ大統領搭乗機)

セバスティアン・ピニェラ大統領はG20終了後広島を訪れ、原爆死没者慰霊碑や平和記念資料館を訪れています。

ここから第2ターミナル行きシャトルバス乗り場に繋がる通路も一方通行なのでしょう。

ピーチ国内線は第2ターミナルの国際線ターミナルを使っているようです。

ここからは2機の垂直尾翼しか見えないな~。

第2ターミナルの方を見ると、おっ! 駐機機体が見えるのではないか?

一度反対側のエアロプラザの方に行き、右左折して大回りしなければ第1ターミナルビルに行けません。

南海電鉄の特急ラピートの指定席券発売窓口も大混雑で、並んで買えたとしても数時間先出発特急の指定席になったのではないかな。

ラピートの座席は右側だったので、連絡橋にさしかかる前に左側の乗降ドアのところに行き撮影したのですが、早く降りるために中国人がぞろぞろとドア付近に集まってきて、空港を必死に撮影しているおっさんを不思議そうに見ていました。
旅客機内からも多く撮影をする私はいつも不審者のように見られ、恥ずかしさであきらめると日本の航空歴史写真を残すことはできませんよ(笑)。

電車が連絡橋に掛かると第1ターミナル東側に駐機している機体が撮影できることはわかっているが、そこに駐機しているのかはわからないし、駐機していたとしてもどこにどんな機体が駐機しているのかもわからないので適当に撮影していきました。

〇 G20大阪サミット関西空港取材記

防衛庁銘板も撮影していました。

ロシア政府特別機(Il-96-300 RA-96014)

既に相当下に向けて撮影していて画像が悪くなっており、この後撮影していない3機が駐機しているのが見えたが離陸中で腰にベルトがあり立ち上がることはできず、窓枠が相当写るし画像も悪くなるだろうと思い撮影はあきらめました。

ロシア政府特別機(Il-96-300PU RA-96021)
ロシア政府特別機(Il-96-300PU RA-96022)
ベトナム政府特別機(B-787-9 VN-A868 グエン・スアン・フック首相搭乗機)

昨年の台風による高潮により空港閉鎖という事態になったことへの対処工事です。 でも、南海トラフ地震による津波には対処できないでしょうね。

空港島東側で何か工事をしており、最近ニュースで見たのですが防潮堤の拡高工事です。

南側の機体も見えます。

プッシュバック中に・・・ おっ! 北側に特別機発見!

さあ出発です。  JA22JJ号機は初搭乗のようです。

ガルフストリームG650(LX-SIX)   たぶんG20関係の機体ではないでしょう。

エアマカオ  A321-231(B-MCG)   元トランスアジア航空のB-22611号機です。

厦門航空  B-737-86N(B-5601)

Fed Ex  MD-11F(N631FE)

一応特別機を撮れそうなところで撮ったので、国内線搭乗待合室で通常の旅客便でもいいから撮って時間をつぶそうと搭乗手続きをして検査を受け撮影開始です。

最初は出国審査を終えた方が、ターミナルの南北両端へ行くための移動車両である「ウィングシャトル」の更新のためにここで新型車を組み立てていると思ったのですが、旅客用にしては骨組みが簡素化すぎるように感じるし、「ウィングシャトル」は3両ですがこれは4両あるように思われ、関西エアポート社員に画像を見てもらったのですがわからないとのこと。 はたして何でしょう?
多くの航空マニアには興味がない関西空港プチ情報でした。

警察官に聞くと、「4階屋外通路は立入禁止になっておらず、出口は数か所だけになっていて、またターミナルに入るには検問している入口から入ってください」とのことでした。

チリ・ドイツ・スペインの特別機です。 第1ターミナルから撮った写真はスペインのファルコン900Bがわかりませんでしたが、ここから撮影した写真には写っています。

いきなり特別機が見える場所を通り、あわてて準備してシャッターを押しました。 ロシア・ベトナム・トルコの特別機のようです。

エアロプラザの奥には第2ターミナルが見える場所があるが・・・

横にある動く歩道は停止中です。 動かすと警備に支障がある? これらを考えた人達は夜間空港の営業が終わった後、当日と同じようにエレベーターやエスカレーターを止めて両親や祖父母に大きな荷物を持たせたり車椅子に乗ってもらったり、足を固定して松葉杖で歩いたりして空港全体を行き来して検証して感想を聞いていただきたいです。
終わっても帰りは南海特急券を買うと想定して、1時間ほど立ってから帰ってもらってくださいね。

南海電鉄特急券を買うカウンターは大混雑で、とんでもないところが最後尾になっています。 ジェットスターやピーチは機内で南海特急券を販売していますが、機内で買っても切符はカウンターでもらわなければならず、G20中に機内で買った人も長時間並んで特急券を入手しなければならなかったでしょう。

ジェットスターカウンター横の通路も閉鎖していました。 1階からのエスカレーターと繋ぐエスカレーターが先にあるのに、閉鎖する意図がわかりません。

本日の搭乗便に欠航や遅延が今のところないことを確認。 どこに行くかはいつの日かリポートする予定ですが、飛んでしまったらすみません。
ところで成田空港行きの便が多いですね。 海外に行く方は便数の多い成田がやはり便利なのでしょうね。

スターフライヤーがもっと大きな会社になり、関西空港への就航便が増えればまたスターフライヤーのカウンターが復活するでしょう。

大手だらけです。

日本第2の国際線空の玄関口である関西国際空港はG20があろうと関係なく、多くの方々が各国に出発していきます。

ここからは中国特別機2機も撮影できました。 垂直尾翼だけですけどね(汗)。

立入禁止! まあ展望デッキを閉鎖するくらいなので、航空マニアが集まらないように4階通路は閉鎖されているのでしょう。

4階屋外通路に行こうとすると、えっ!・・・

鳥取県警察のパトカーも見ることができました。 鳥取県の人口は約56万人しかおらず、それなりに警察の規模も小さいと思われるので、パトカー1台応援に出すにしても負担は大きいでしょうが、全国の警察が協力したからこそ日本で最初のG20大阪サミットを大きな問題も無く終わることができたのでしょう。
東日本大震災の1ヶ月後に仙台空港や津波による被災機の取材に行った時も、仙台空港外周の警備を行っていたのは警視庁でした。

ここからは第1ターミナル横や貨物ターミナル前に駐機している機体の垂直尾翼先端部だけですが見えるのですが、この機体がどこの国かや機種・機体番号がわかりません。
欧州旗のマークが描かれており、ジャン・クロード・ユンケル欧州委員会委員長の特別機ではないかと思ったのですが、ネットで調べても欧州委員会委員長の特別機の画像は出てこず、以前イタリアの政府専用機の垂直尾翼に欧州旗のマークが描かれていた記憶があるので、イタリアの政府専用機と思われるA319-115CJ(MM62209・MM62174・MM62243)の画像をネットで調べましたが垂直尾翼の塗装が違いわかりませんでした。
どなたかこの機体の国・機種・機体番号等わかりましたら教えてください。
垂直尾翼先端部だけで機種を特定できる方は本物の航空マニアでしょうね。
なお、イタリアはA340-541(I-TALY)やB-767-231ER(N606TW)も保有していますが、これらの機体も塗装が違っています。
ヨーロッパのどこかの国の機体でしょうね。

警備の警察官がいたので航空機の撮影に来たと告げて撮影を開始しました。 ここからは5機を見ることができました。

関西エアポート職員がいたので聞いてみると立体駐車場は立入禁止になっていないとのことなので、立体駐車場の屋上に行ってみました。

駅を出てもいつものように簡単には空港ターミナルビルには行けません。 いつもの通路は一方通行で、ターミナルビルからの出口になっていました。

関西空港はバスが全面運休になっているため鉄道は大混雑です。

関西空港駅に到着するまでの最後の写真はこれでした。 ピンボケでろくでもない写真ばかりですが、いつの日か資料的には重要な写真となっていくでしょう。
まあ多くの航空マニアもG20中に関西空港を使ったかもわかりませんが、この写真なんかは即削除でしょうが、私は死ぬまで保存しておきますよ。
死ねばハードディスクごと処分場でスクラップになるでしょうけどね(笑)。

露出やピントも自動なので近くの橋桁に合わせられて、このような写真が大量にできあがりました。

関空展望デッキを閉鎖されたことによりこのような写真を撮らなければいけなくなったのですが、展望デッキを閉鎖する必要はあったのだろうか?
関空の展望デッキはターミナルビル屋上にはなくエプロンや滑走路から離れた場所にあり、イチローが野球ボールを投げても機体まで届かないくらいの距離にあると思います。
まあ警備が楽であろうし展望デッキへのバスを走らなくていいだろうや、多くの見学者が来て大混雑になると予想してのことでしょうが、大阪へこれだけ各国の政府専用機が飛来することは最初で最後のことだと思うので、関西空港の歴史としての写真を残すためにも展望デッキは開放していただきたかった。
国の要請だろうが、抽選で見学者を制限するとかしてそこは関西エアポートとして反対していただきたかったです。
日本の航空歴史写真を残してきたのは、戦後はほぼアマチュア航空マニアカメラマンではないでしょうか。
微力ながら、私達一マニアも日本の航空歴史写真を残すために頑張っていきましょう。

ただ橋には橋桁があり、このような写真が大量に出来上がり、運が良ければ橋桁が写らない写真が写るという感じです(笑)。

関西国際空港連絡橋(スカイゲートブリッジR)にさしかかりました。

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6月27日から30日までの4日間は一部のバスを除き関西国際空港へのバスが全面運休となっていて、マイカーや神戸からの旅客船も使えないためアクセスはJRと南海の鉄道しかなく、混雑すると思い事前に南海電鉄の特急ラピードの指定席券を買って正解でした。
南海のこの便の座席はすべて完売で、関西国際空港行きの急行等は大混雑だったでしょうね。