インターネット航空雑誌 ヒコーキジャーナル第267号
ベテランパイロットでも起こるということは、パイロット全員に定期的に訓練を行う必要もあるでしょう。
当日は天童駅前のホテルに宿泊し、4月13日の取材活動を終えたのでした。
さようなら~
さようなら~
空港自ら看板を作り、山形空港自体も歓迎しているようです。
以上で2019年度霞目駐屯地祭を終わりますが、飛行を行ったOH-6Dの地上展示がなかったことが残念でありません。
OH-6Dは来てもらった東北方面ヘリコプター隊の機体ではなかったので展示がなかったのだろうが、OH-6Dは陸上自衛隊から今年度で退役するのだから、OH-6D現役機の霞目駐屯地祭最後の展示をしていただきたかった。
後は資料館「飛翔」が見られなかったことも残念でした。
来年はOH-1が飛行していればいいなと思います。 でも難しいかな?
この後初訪問の山形空港に行ってみると・・・
防衛庁銘板跡
ラジオコールプレート
樹木や電柱により左側面真横のクリアーな全体写真は撮れません。
UH-1H(41703)
61式戦車とUH-1H
霞目駐屯地石碑(強く正しく朗らかに)
UH-1HとOH-6Dの展示場所が移っていました。
燃料を3トンも積めるとはすごい。
ユーロコプターAS332L2(JA6800) 国土交通省東北地方整備局(仙台空港) 愛称 : みちのく
アグスタA109E(JA109M) 宮城県警察航空隊(霞目飛行場) 愛称 : くりこま
ベル412EP(JA119J) 仙台市消防局航空隊(仙台空港) 愛称 : せんだい
保有数が2というのが気になるな~。 何が2なの? OH-6D実習機が2機あるということなの? UH-1H実習機と併せて2ということかな?
防衛庁銘板が貼られている場所に物品表示票が貼られていました。
乗れるようになっていて次から次へと乗ってくるので、人が写らないクリアーな写真は撮れませんでした。
OH-6D(31203 東北方面航空野整備隊保管機)
この玄関フロアーには逓信省航空局仙台航空機乗員養成所戦死者の碑文も展示しています。
ここから防衛省銘板が外され、機体と銘板は遠く離れた場所で展示されています。
でも展示機となった姿は撮影しています。 場所は調べていただければわかると思いますので、ここでは伏せておきます。 なんせこのリポートを後日する予定ですので、それまでは待ってね(飛んでしまったらすみません)。
UH-1H(41724)の防衛庁銘板と履歴楯です(正式名称負傷)。
霞目駐屯地ベースオペレーション玄関にある展示物ですが・・・
今年の駐屯地祭時の閉館の理由はわかりませんでしたが、ただ飛んでいるヘリコプターを見せるだけの駐屯地祭ではなく、霞目駐屯地の歴史や自衛隊の災害派遣の模様、以前の装備品等を国民や地元の多くの方々に知ってもらうためにも、来年の駐屯地祭の時は開館してくださいよ。
以前撮影した防衛資料館「飛翔」風景
あれっ! こちらも閉まっています。 どういうこと?
霞目駐屯地石碑(飛翔)
12時をまわっていたので昼食を摂ろうと思い、珍しいラーメンを売っていた出店にして、3種類の具が入っているという山賊ラーメンにしました。
各機のエプロンでの展示等のための移動が始まりました。
災害派遣展示終了~!
これら2機は航過飛行のみでした。
AS332L2(JA6800 国土交通省東北地方整備局 みちのく)
2018年4月15日に行われた霞目駐屯地祭の時に撮影した41837号機ですが、アンテナやカメラは装備されていません。 でも2017年と2019年には装備していたので、装備できる機体は特定されているのかもわかりません。
2017年4月16日に行われた霞目駐屯地祭の時に撮影した41837号機ですが、アンテナを降ろしておらず、白い棒状のアンテナは見えません。
UH-1J映像伝送システム搭載機のアンテナ降下状態写真
以前、緊急脱出したパイロットに住民が群がって近づいていっているところに、アメリカ軍のAH-1が近づかないように下に向けて威嚇射撃をしている動画を見たことがあります。
20mm弾が90度下に撃つのですから、どうやって装弾されるのでしょう? 装弾部ごと動いているのでしょうね。
AH-1S(73457) 第2対戦車ヘリコプター隊(八戸駐屯地)
OH-6Dばかりしつこかったかな? でも私にとってOH-6Dの最後に見た機動飛行になるかもわからないので、しつこいくらいに掲載しました。
この後OH-6Dの機動飛行が行なわれるであろうイベントは防府北航空祭(既に終わっています)と八尾駐屯地祭(これは可能性が低いかな?)と明野駐屯地祭・立川駐屯地祭(これも低いかな?)・木更津駐屯地祭くらいではないでしょうか。
皆様が行くイベントでOH-6Dが機動飛行を行なっていたら、目と脳に焼き付けておいてやってくださいね。
OH-6Dは来年の3月31日までには全機退役となるでしょう。
式典が終了するとヘリが帰ってきました。
この写真などは3人にとっては名誉な時のものであり、アルバムに貼っておきたいのでは? 個人的なメールが禁止であれば、広報担当等を通してメールをください。
ただ多少地球が傾いているようであり、それは自分で修正してね(笑)。
駐屯地司令の挨拶でしょうか。 私が写した写真が必要な方は送りますので、自衛隊などの撮影させていただいた方々・空港等で撮影した機体の関係者・読者の方々等メールで連絡してください。
写させていただいているせめてもの恩返しですので、アルバム製作時の写真などにどうぞ。
ただしろくな写真は無いですけどね(汗)。
招待者の方々も起立しているので、国歌斉唱の時の写真でしょう。
私が国旗を持っていたらヘリコプターを見てしまうだろうが、そんなことは許されないでしょうね(笑)。
宮城県警察航空隊格納庫は駐屯地エプロンの反対側にあります。
2009年4月19日に行われた霞目駐屯地祭で飛行する現役時代の同機。
UH-1H(41705) 東北方面航空野整備隊保管機(霞目駐屯地)
16式機動戦闘車
多くの駐屯地祭で見るようになってきており、タイヤ式なので移動も手軽にできるからでしょう。 日本では道路をこの姿で走行していたら驚きますが、どの国でも普通の光景ではないかな。
国防はどの国にとっても最重要事項です。
展示の仕方から見て、今年の注目してほしい展示は16式機動戦闘車なのでしょう。
これは枯れた桜か? 何十年もきれいに咲いていた桜の木も、いつかはこうなるのです。
航空自衛隊は2019年4月9日に起きたF-35A墜落事故は、空間識失調が推定原因と発表しました。
フライトレコーダーのデータ保存機器を発見できず、レーダー情報や無線情報、僚機パイロットの証言等により原因を推定したと思われ、以前にも空間識失調による墜落は何度も起きています。
空間識失調とは濃い霧の時や夜間飛行の時などに平衡感覚を失う状態のことであり、自機が上昇しているのか下降しているのかや背面飛行していることなどがわからなくなるそうです。
私も夕刻に旅客機で飛んでいる時に暗い雲が地面に見え、背面飛行しているように感じたことがあります。
パイロットは水平儀を見ればわかるようになっているが故障かなと思ってしまい、機械より自分の感覚を優先してしまうのでしょうね。
ベテランパイロットでも陥ることがあり、ヘリコプターでも起こるそうです。
◎ 空間識失調について
LR-1(22008)
C-1(78-1026 歌舞伎塗装)
2009年8月9日に行われた千歳航空祭で飛行する北部方面ヘリコプター隊所属時の同機。
今年も霞目駐屯地資料館である「飛翔」に行くために霞目駐屯地ベースオペレーションに来ました。
UH-1J(41837 映像伝送システム装備機) 東北方面ヘリコプター隊(霞目駐屯地)
この機体は2017年・2018年と東北方面ヘリコプター隊所属の姿を撮影しているがカメラやアンテナは装備しておらず、映像伝送システムは小改修で装備できるのかもわかりません。(2018年4月15日撮影写真)
UH-1J(41878 映像伝送システム装備機 : 正式名称は不明) 東北方面ヘリコプター隊(霞目駐屯地)
入場です。
仙台駅 ここには年に1回以上は数十年行っているでしょう。 それだけ宮城県は航空関係のイベントや見学地があるということでしょう。
地元の伊丹空港で撮影するよりも、宮城県で撮影することの方が多いということにもなります。
◎ 2019年県宮城県・福島県・山形県・東京都撮影旅行 No.1
パイロットの方は2019年6月7日、航空自衛隊は死亡を認定しました。 ご冥福をお祈りいたします。
空間識失調に対応するため、海上自衛隊徳島航空基地には空間識失調訓練装置がありました。 航空自衛隊でもシミュレーター等で訓練を行っているであろうが、空間識失調訓練を増やす必要があるでしょう。
初訪問の山形空港であったが、短時間で3機を撮影でき収穫は大きかったです。
山形空港ではFDA機も撮影することができました。
ガルフストリームG650(VP-CTS)
山形空港にはビジネスジェットも1機駐機していました。 ビジネスジェットをこんなに近くで見ることは少なく、YS-11と同じくらいの大きさがあるのではないかな~。
展望デッキで多くの方々がチャイナエアライン機を見送っていました。
OH-6D(31138)
所有している超広角レンズで撮ってもこれが限界です。
地震37分後に離陸して、津波の被害から逃れられて映像を送ることができたのですね。
この後、本部地区に行き、退役展示機を撮影しました。
SH-60J(8269) 第25航空隊(大湊航空基地)
昨年の駐屯地祭の時は貼られていませんでした。
説明板 パイロットは1名なの?
格納庫に行ってみるとOH-6Dを展示していました。
このプレートを見ると、退役までの最後の約13年間ここ霞目駐屯地を基地にして東北県民のために働いたことがわかり、たぶん東日本大震災でも多くの貢献をした機体なのでしょうね。
霞目駐屯地祭にはよく行っているので、この機体のデジタル写真は余裕であると思い私のデジタルアルバムで現役時代の写真を検索してみると・・・出て来ない!
フィルム写真の機体撮影一覧表を調べてみると×印がついているので、写りは悪いがなんとかフィルムでは撮影しているようです。
デジタルアルバムは写真の整理をしていなかったら出てこないので、そうであることを願っています。
皆様も現役時代の自衛隊機は1機1機撮影しておくことをお勧めします。
UH-1H(41724)銘板
北宇都宮駐屯地で展示しているOH-6D(31212)用の物と同じ型式の楯で、私はこの2つしか把握していないが同じ作りなので、私は関東補給処で退役した機体の銘板を剥がして関東補給処が作ったのではないかと思っているが、真相はわかりません。
その駐屯地で長く貢献してきた機体のためにその駐屯地から依頼があれば製作するのかな?
最近は退役した機体から銘板は外すようになっており、全ての退役機の銘板をこのような楯にして、いつまでも1機1機の銘板が残るようにしてほしいな。
国のため、国民のため、自衛隊のため働いた機体の部品の一つも残らずスクラップと化してしまうのはあまりにもさびしいことです。
こういう物が残っていれば、この機体に携わったOB隊員も喜んでもらえると思いますよ。
こういう物がありました。
通りがかった隊員に聞いてみると、今年の駐屯地祭では閉館しているとのこと。
え~! 駐屯地祭で資料館を見せずに、いつ誰に見せる施設なの? 航空祭や駐屯地祭で資料館や退役展示機等を非公開にする言い訳(失礼! 理由)に多いのは警備の人員を確保できないためであるが、昨年でも1名しか警備兼案内の隊員がいなかったので、今回のこの件は警備の人員を確保できないためが理由ではないでしょう。
これは2018年4月15日に行われた2018年度霞目駐屯地祭の時の防衛資料館「飛翔」の入口写真ですが・・・
霞目駐屯地石碑(鎮魂)
その前にベースオペレーション前にある石碑の撮影です。
陸上自衛隊もJetA-1を使用しだしているのでしょうが、JP-4も併用しているようです。 那覇航空祭ではJetA-1+と書かれた航空自衛隊と海上自衛隊の燃料補給車を見たが、陸上自衛隊燃料補給車には+がありませんでした。
JetA-1とJetA-1+では何が違うのだろう?
航空自衛隊機と海上自衛隊機は旅客機より高空を飛ぶこともあるので、不凍液的な添加剤が入っているのかな?
燃料補給車を置いていました。
緊急時のヘリパッド設営部材と思ったのだが違うかな?
消防車庫の横にこういう物を置いていました。
熊肉もきじ肉も初めてで、おいしくいただきました。 もう1種類は行者にんにくだったのかきのこだったのかわからずじまいです。
猪豚・ワニ・カエルは以前食べたことがあるが、ワニはまずかったな~。
OH-6Dの偵察飛行から災害派遣展示が始まりました。
日本で唯一登録されたL2型です。
アグスタA109E(JA109M 宮城県警察航空隊 くりこま)
もっと小型の機体に装備するべきだと思うのだけどな~。
アンテナが2本降りています。 東日本大震災時の津波が襲来する映像は、これらの機体が撮ったものと思われます。
後方を向いているように見えるが、そう見えるだけかな?
次はAH-1Sの機動飛行です。
OH-6D(31299) 第1ヘリコプター団(木更津駐屯地)
トップバッターはOH-6Dです。
全機一旦着陸後・・・
この方は国会議員かな?
通過~。
編隊が進入してきました。
記念行事が始まりました。 まだ旧制服ですね。
CH-47JやUH-60JA・AH-1・OH-1・LR-2などの応援飛行は無く、UH-1J以外の唯一のOH-6Dだけは第一ヘリコプター団からの応援機です。
全国の師団航空隊も方面ヘリコプター隊もUH-1Jだけの部隊がほとんどになってしまいまい、UH-1Jが飛行停止になればどうなるのだろう?
UH-1Jの飛行停止するべき事案が発生しても、無理にでも陸上自衛隊が飛行停止にしないように考えることを危惧します。
編隊での離陸を開始しました。
この建物はグライダー格納庫かな?
私のカメラ機材と腕では1機1機の機体番号を確認することは不可能です。
おっ 飛んだぞ! 駐屯地の奥には土を盛り背の高い樹木を植えて駐屯地側を見られなくしています。 防音という意味もあるのでしょうが、駐屯地内を見られたくないのでしょうね。
遠くの山は何という山なのでしょうかね。 とてもきれいです。
霞目駐屯地祭では飛行前の機体は遠くの場所に駐機するようになっていて、1機1機撮りたい私としては不都合です。
この機体は乗れるようになっているため、人が写っていないクリアーな写真は撮れませんでした。 子供たちに航空機に興味をもってもらうために大事なイベントです。
ウーパールーパーの顔に似ていてかわいいいですね。
この機体は多く撮影していますがOH-1の飛行姿を皆様最近は見ていないと思うので、せっかくですから2013年5月26日に行われた北宇都宮駐屯地祭で飛行している姿の写真を掲載します。
OH-1は明野駐屯地で飛行を再開したが今も飛んでいるのかな?
今も飛んでいないのであればまだ問題があると思われ、皆さんがOH-1が飛んでいる姿を見るのは当分先になるでしょう。
飛行隊ではない駐屯地のある幹部隊員に聞いたことですが、OH-6は連絡飛行やちょっとした任務に好都合で乗って行けたがOH-1には乗れず、OH-6の方が良かったと言っていました。
UH-1では燃費も悪く飛んでもらうには大事であり、OH-6D程度の燃費のいい小型のヘリコプターも陸上自衛隊に配備するべきではないかな?
ベル505かちょっと贅沢にH135やBK117などはどうですか?
災害時にはUH-1Jより早く飛べるだろうしちょっとした任務飛行には手軽に使え、OH-1に比べたら相当取得金額も低く、燃費もいいのではないかな。
UH-1Jに映像伝送装置を装備している機体があるが、それらの機体は機材の重量などにより輸送任務には使いにくく、そのために輸送任務に就くUH-1Jが減ってしまうことになり、偵察や任務飛行・災害時の映像伝送などは汎用性のある小型機にまかせるべきだと思います。
アメリカ陸軍ではBK117を400機以上使用していますよ。
OH-1(32607) たぶん東北方面ヘリコプター隊(霞目駐屯地)
2015年3月25日に八尾駐屯地で撮影した中部方面ヘリコプター隊所属時の同機。
UH-1J(41838) たぶん東北方面ヘリコプター隊(霞目駐屯地)
手荷物検査を受けて・・・
9時少し前に開場となりました。
UH-1Hの展示場所が変わっていて、61式戦車に隠れて見えないよ~。 OH-6Dはどこだ?
昨年は開門前に本部地区に展示している退役展示機を撮影することができたのですが、今年は門の外からしか撮影できないとのことで、門の外からLR-1を撮影。
霞目駐屯地本部地区正門
霞目駐屯地飛行場地区正門
先客はもう並んでいます。
既に駐屯地と関係のない油と調査済みなのかもわかりませんが、まだこの状態を把握していなかったら調査をよろしくお願いします。
んっ! 道路と駐屯地の間の溝に油が浮いているぞ!
後何回この光景を見ることができるのだろう? 今まで生きてきて見た回数以上は私の残りの生涯で見ることはできないでしょう。
この道路も年に1回通っており、近所の道路より歩いているでしょう。
霞目駐屯地へ続く道路
〇 霞目駐屯地創立62周年記念行事(霞目駐屯地祭)
後部は元C-1歌舞伎塗装機の様な赤白塗装でした。
あれっ! 閉まっているので、奥から入るようになったのかな? そこで奥のドアに行ってみると・・・
2019年4月11日から15日まで東北地方に行ってきました。
全てをリポートするのは無理なので、今号では2019年4月13日に行われた霞目駐屯地祭のみのリポートをお伝えしたいと思います。
AH-1S(73457) 第2対戦車ヘリコプター隊(八戸駐屯地)