2017年5月11日、愛知県西春日井郡豊山町にある三菱重工業名古屋航空宇宙システム製作所史料室に行ってきました。
ここへは3~4回目の訪問で、昨年の3月にも訪れていて、なぜ2年連続で行ったかというと、ご存じの方もおられるかもわかりませんがこの史料室は2017年5月末をもって展示を休止してしまったためで、一般の人は毎週月・木曜日しか見学できず、仕事の関係上と最終日に近づくと混むと思い、5月11日に行ってきました。
展示休止の理由は、「建屋の老朽化に加え展示物・所蔵物の整理・点検・棚卸しを行う必要が生じている現況に鑑んだ」ということをホームページに書かれているが、その理由もあると思うが、小牧南工場では大型のMRJの製造とF-35Aの組立を行っていて手狭感があるので、建物はそのままかどうかわからないが倉庫などに使用する考えや、F-35AのFACO(F-35Aの組立と検査を行う施設)があり、機密が重要な工場内に一般人を入れることに問題があるのではないかと思っています。
「然るべき時期にリニューアルオープンするための準備に入り、リニューアルオープン先としては、名古屋市港区大江町にある三菱重工大江工場所在の通称「時計台」などへの移設を含めて検討中」とホームページに,書かれているが、移転となると展示物が大きく変化する可能性が高く、零戦やMU-2は解体しなければ搬出できず大江工場で再展示できるのかもわからないので、大江工場に新施設ができてもまったく新しい史料室になると予想し、資料として残すために、できるだけ展示物一点一点を撮影するように4時間強の時間をかけて632枚撮影しておきました。
だが、既にヒコーキジャーナルでは2度ほどここのリポートをしているので、簡素化のリポートにしたいと思います。
三菱重工業は近年大きな損出を計上していて新施設は本当に出来上がるかわからないと思っているし、出来上がるとしても相当な期間がかかるのではないかとも思っているので、行ったことがなかった方は簡素化リポートではありますがお楽しみください。
私が大好きであった三菱重工業名古屋航空宇宙システム製作所史料室がなくなってしまうことは本当に残念ですが、新施設の開館を長い目で待っておきますので、三菱重工業さん絶対開館してくださいよ。 よろしくお願いします。

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T-2CCV(29-5103)のIRAN中の写真だと思うが、前輪が地下に下がるようになっていて下げられています。なぜ下げる必要があるのだろう? 計器の確認のためか? あるいはこれは後に扉があるのでエンジンテスト施設で、少し上向きにする必要があるためか? よく見ると、いくつもの場所が下げられるようになっているようです。
今はこのことを聞くところもありません。

職員さんに聞くと、T-2CCV模型は横浜(三菱みなとみらい技術館のことであろう)で展示していたが、展示を終了してこちらに持ってきたとのこと。 ポッドはF-4のデータ収集ポッドと言っていましたが、どうやらFS-T2改(59-5107)に搭載していたデータ収集ポッドのようですね。

このSSTの模型は今まで撮ったことがないと思うので、立入禁止の場所に行かなければ撮れなかったのかな~?

今回いつもは立入禁止場所の場所に職員さんの了承を得て入れましたので、今まで撮れなかったアングルの写真を掲載します。 これは秋水の後部写真です。

三菱重工業名古屋航空宇宙システム製作所史料室内部風景

ここには4機の屋外展示機がありますが、大江工場に持っていくことはないのではないかと思うので、見納めになってしまうかもわかりません。

インターネット航空雑誌 ヒコーキジャーナル第208号

これが史料室を見る最後の日かと思うと寂しくなりました。 冒頭にも書いたように、新しい史料室ができたとしてもまったく新しい史料室だと私は認識しており、一つの航空博物館がなくなったと思っています。
今年の11月に開館するあいち航空ミュージアムに三菱重工業も機体提供などもするようなので、このことも休止と関係があるのではないかとも思っています。


さらば三菱重工業名古屋航空宇宙システム製作所史料室! そしてこの史料室を一般の私たちに開放していただいた三菱重工業さんありがとうございました。
それと、見学者に懇切丁寧に説明をしていただいた職員さん及び、売店で販売をしていた気さくなうえ笑顔で見学者に対応していただいた女性職員さん お疲れさまでした。 そしてありがとうございました。

三菱重工業名古屋航空宇宙システム製作所史料室フォーエバー!!!

F-104Jの写真もありました。

ここは本や雑誌を自由に見られる場所ですが、雑誌は航空ファン誌ばかりですね。

ここで展示している零戦が展示されるまでの写真でしょうね。

一式陸攻用排気温度指示器

アスカニア高度計

昇降計(毛細管式)  説明板をもう少し前に置いてくれないと、本体が見えないよ~。

日本陸軍二号二型羅牌式無周期羅針盤

新しく展示していたのがこの展示物で、数か月前から展示を始めたと言っていたと思います。
中心にあるのが九九式二号三型20mm機銃の銃身です。 20mmなら機関砲ではないかと思い調べてみると、日本海軍は機銃で、日本陸軍は機関砲でした。
九九式二号三型20mm機銃について調べてみると、スイスのエリコン社機銃のライセンス生産品で、零戦等に搭載されていた優秀な機銃でした。 でも零戦の20mm機銃が元はスイスが作った物とは少しがっかりですね。

史料室で展示していた1986年撮影小牧南工場の全景写真の、後に史料室になる建物拡大写真

屋外展示機がなく、史料室入口もありません。

以前は入れましたので、その時に撮影した屋外展示機の写真を掲載しておきます。
史料室とグランドを壊して工場を建設するため閉館になるのではないかと思い史料室職員さんに聞いたのですが、福利厚生は大事なのでグランドをなくすことはないとのこと。
狭い航空機工場で四苦八苦していると思うのに、それ以上に社員のことを思ってもらえる三菱重工業はいい会社ですね。
私が社長ならグランドと史料室を即壊して、航空機製造・組立・整備用の施設や倉庫を建設しますけど、そうする私のような人間が社長になると社員から信頼感がなくなって品質の低下や生産性の向上が図れないだろうから、私は社長にはなれない人間ですね(笑)。
でも今後どうなるかわからないな~。

9時に開館であるが8時30分頃に到着! 以前自家用車を止めた駐車場に大型の重機が駐車しているのでどこに止めたらいいのかわからず、正門の警備職員に聞きに行くと案内してもらえました。
工場内ではMRJのためかF-35Aのためかわからないが、活発に製造・組み立て施設の建設を行っているのでしょうね。
聞くと史料室に行くには正門の警備職員にそのことを伝えなければならないと初めて聞き、今までは伝えずに直接史料室に行っていたことが間違いだったことを初めて知りました。
でももう閉館ですので、この情報を皆様に伝える必要はなかったでしょうね(笑)。
なお、正門風景の撮影許可をもらおうとしたのですが、一切撮影禁止とのこと。 機密だらけのF-35A組立工場があるので当然のことでしょうね。

〇 三菱重工業名古屋航空宇宙システム製作所史料室

三菱重工業名古屋航空宇宙システム製作所史料室石碑

三菱重工業名古屋航空宇宙システム製作所史料室石碑

三菱が製造していたジープかな? 私が子供の頃は、このジープのパトカーを見たことがあります。

三菱重工業を訪れた方や社員さんはここから出入りしていたのでしょうね。

正面玄関?に出ることができました。

これは一般人が見られない工場内で展示していた時のF-86Fの写真ですね。 これは貴重な写真です。

こういう製造中の写真はここでしか見られなかったのに、史料室休止は残念です。

自衛隊員も見に来ています。

T-2CCV(29-5103)模型と、何かのポッドだ。

んっ! 何かあるぞ!

岡田准一さんも訪れています。

野口聡一さんや・・・

これはいつ頃のF-X候補機なのだろう? F-104に敗れた機体かな?

現在は千歳市にある名水ふれあい公園で展示しています。

北海一号機(J-TAWA)レプリカを新千歳空港内で展示していた時代の写真ですが・・・

元三菱重工表のOBの方が職員さんの了承を得て、秋水の部品を触って見ていました。 秋水の復元に携わった方なのか、じっくり構造などを見ていました。 史料室が閉鎖されることをOBの方々にも連絡がいっていて団体で来ていて、閉鎖する前に訪れたのでしょうね。

河口湖自動車博物館の一式陸攻

もうここまで出来上がっているのですね。 久しぶりに今年は行ってみたいが、今年も写真撮影禁止であれば行かないだろうな。

堀越二郎氏自筆零戦?

MRJ5号機の写真が今のところ貴重ですね。

なるほど。

カナディアCL-415模型  三菱が販売代理店なのかな?

MH2000用の何かを入れるケース?

これはスペースシャトルの日本版模型かな? これも初撮影でしょう。

これはMU-2の操縦桿で、年季が入っているように見え、どの機体に装着されていたのか気になるな~。

この機体が採用されていたら斬新的な形状で、なかなかかっこよかったのにな~。

この戦闘機の模型が気になるな~
手前はF-2が採用された次期支援戦闘機計画時に国産化された場合の機体かな? その奥はFA-18になった場合の模型かな? その奥はユーロファイタータイフーン、その左はラファールでしょう。
どれも選定された場合、三菱重工業で生産することになっていたのかな?

潤滑油油圧計(ブルトン管式)

九六式速度計

旋回計(球入傾斜計)

この史料室は以前C-1のモックアップを置いていたとのことなので、この写真の建物が史料室の以前の姿だと思います。

史料室で展示していた2011年撮影小牧南工場の全景写真の史料室拡大写真

史料室入口

9時に開館ですが、8時40分に門を開けていただきました。 グランドは現在立入禁止ですが・・・

こちらの社員向け福利厚生施設のグランドが横にある史料室入口は撮影OKでしょうと自己判断。