2017年5月28日、鳥取県境港市にある航空自衛隊美保基地で行なわれた平成29年度美保航空祭に行ってきました。
美保航空祭は4~5回目で、10年ほど行っていなかったのですが昨年に続き今年も行ったのは、C-2の配備開始やYS-11Pの退役、C-1の退役が進んでいることから、陸上自衛隊北宇都宮駐屯地祭とどちらに行くか迷ったのですが美保航空祭に行くことを決めました。
北宇都宮駐屯地祭にはほぼ毎年行っており、駐屯地内に置かれているOH-6DやUH-1Hが撤去されていないか気になったのですが、ヒコーキジャーナル編集部には取材班が1チームしかないので(取材カメラマン兼記者は1名ですけどね : 笑)、どちらかを選ばなければなりませんでした。
北宇都宮駐屯地祭に行かれた方、駐屯地内で展示されているOH-6DやUH-1Hの撤去はありませんでしたか?
飛来展示機や常設展示機、航空資料館などに変化があったのであれば情報提供よろしくお願いします。

まさか航空祭の次の日には退役するとは知りませんでした。

C-2が3機美保基地に到着したのが2017年3月28日で、3月30日に配備記念式典が行われ、バリバリの航空自衛隊最新機材の展示ということで注目の的のはずが、自衛隊のYS-11輸送型のラスト展示飛行及び展示の方が注目の的だった感じがしました。 C-2にとっては不運な航空祭でしたね。

C-2(68-1203)  第403飛行隊(美保基地)

インターネット航空雑誌 ヒコーキジャーナル第204号

海上自衛隊SH-60KのELT搭載位置。 通話もできると言っていました。

U-4(75-3251)  第402飛行隊(入間基地)

T-7(66-5935)  第12飛行教育団(防府北基地)

この旧管制塔の建物はV型に並んでいる格納庫の先端部のまだ先にぽつんと建っていてとても邪魔で、後数年で取り壊されてしまうと私は予想します。

海上保安庁救難展示

ラスト3回目の着陸。

物量投下展示です。

貨物扉を開けたC-1が進入してきました。

YS-11P(52-1152)  第403飛行隊(美保基地)

左後部ドアの後ろに何か書かれており・・・

C-1タラップ  C-1の防衛庁銘板がどこにあるのか今まで知らなかったのですが・・・

左前部にあるタラップ

前輪

主輪は片側だけで6輪です。

副操縦席から整備員らしき隊員が手を振ってくれました。

説明板

T-400(01-5060)  第41教育飛行隊(美保基地)

ボンバルディアDHC-8-315(JA726A : MA726)  海上保安庁第八管区海上保安本部(美保航空基地) 愛称:みほわし

国内線は羽田便ばかりです。 東京からは日帰り美保航空祭の見学は可能です。

◎ 平成29年度美保航空祭 No.1

海上自衛隊TH-135のELT搭載位置。

エアバスヘリコプターズジャパン神戸空港事業所で展示されたヘリコプター用ELT。

前席操縦席の足元にELTはあります。

日本航空学園所有のクリステン・インダストリーA-1(JA4228)の場合だと・・・

これはELTなのかわかりませんが、航空大学校宮崎本校で保存している1970年新規登録のビーチクラフトH18(JA5174)に搭載されている救難信号発信機。

この機体は2017年2月26日に龍ヶ崎飛行場で撮影しており、ヒコーキジャーナル201号にも掲載しています。
この機体で飛行訓練を受けた方のブログなども多くあり、私も単独飛行後、龍ヶ崎飛行場で教官らしき方と握手をして記念写真を撮影する姿を撮影しており、多くのパイロットがお世話になった機体であったでしょう。
4名の方々のご冥福をお祈りいたします。

事故機はセスナ172P(JA3989)で、1986年10月23日に大洋航空所有で新規登録された機体でした。

2017年6月9日追加掲載

〇 航空事故ニュース

この機体は2015年9月13日に行われた三沢航空祭で撮影しており、当時は北部方面隊支援飛行班所属でした。


と、ここまで編集してきましたが、仕事の関係上このまま編集を続けると発行が相当遅れてしまうので、2号に分けて今号はここまでとします。
4月に入ってからでもこの美保航空祭が5度目の遠征取材で、未編集の取材ネタがてんこ盛りのところで美保航空祭を2号に分けるのは、すべての取材ネタをリポートできない感が大きくなるので残念ですが仕方ありません。
宮城県撮影旅行もまだ全てリポートしておらず、途方に暮れそうです。
今月は1回だけの遠征予定なので、ぼちぼち編集作業をしていきたいと思います。
取材から発行まで時間がかかりますが、これからもヒコーキジャーナルの愛読をよろしくお願いします。

T-4(16-5799)  第8飛行隊(築城基地)

この機体を以前撮影したのは2016年3月14日に小牧基地で撮影しており、当時はブルーの塗装でした。

C-130H(05-1085)  第401飛行隊(小牧基地)

P-3C(5019)  第1航空隊(鹿屋航空基地)

この機体は、2009年5月17日に行われた静浜航空祭で撮影して以来の撮影でした。

KC-767(87-3601)  第404飛行隊(小牧基地)

新管制塔は既に運用中です。 この写真を見て天候がよかったことがわかるでしょう。

この建物には・・・

第403飛行隊も入っていました。

壁にひびが入っており、浮き上がっている部分も見えます。

美保基地旧管制塔

野点・邦楽会場はこんな感じのうえ、招待者しか入ることができません。 野点・邦楽会場は違う場所でできたのではないの?
招待者はおいしいお茶を飲んで、邦楽を聞けて楽しい航空祭だったことでしょう。

燃料系統整備格納庫は野点・邦楽会場と休憩所になっていました。

休憩所はこのような状態で・・・

2017年度美保航空祭案内板

そうか~ 6月4日にブルーインパルスが彦根城上空を飛ぶので、宣伝のために来たのですね。

ひこにゃんが台車に乗せられ運ばれていました。 ひこにゃんがなぜ美保基地に?

第8飛行隊F-2A(13-8511)による飛行展示

C-1エンジン(JT8D-M-9A)

C-2整備員によると、着陸後にスラストリバーサーにより後退(バック)の展示もすると言っていたのだが、実際行なったかどうか私は見ていません。 以前三沢航空祭でC-17Aの後退を見たことがあるが、C-2でも後退の展示をしたのかな~?

会場内でアナウンスによる発表があり、この午前の飛行が終わった後、午後からの飛行が美保基地での最後の展示飛行となり、明日小牧基地にフェリーされ退役となりますとのこと。

実戦ではこんなことはしないでしょうね。

空挺隊員降下のため、風向きなどを見るため1名のみ降下。

入間や小牧では行なえないでしょうから、貴重なシーンでしょう。

左:C-1(58-1011) 右:C-1(68-1019)  第403飛行隊(美保基地)

自衛隊YS-11輸送型の最後の機体です。

第3輸送航空隊所属機による飛行展示が始まりました。

陸上自衛隊も各種装備を展示していました。

うみまる君

海上保安庁美保航空基地ブース

高尾山レッドクラブのブースは演技のためか、私が行った時はお留守でした。

国民に帰ってきていない領土について広報しており、とてもいい広報方法だと思います。

最近の多くの航空祭でブースをだしているのが、内閣官房の領土・主権対策企画調整室です。

これは何という人形か私にはわかりませんが、ANAの制服を着ています。

なお、JALもブースを出していましたが、CAさんにブログへの掲載を断られたので掲載をやめておきます。 ANAは快く掲載を許可していただいたのに、この差は何でしょう?
こういう小さなことでも、JALへの心象は悪くなってしまうでしょうね。

同じ第1整備格納庫では色々なブースが出ており、これはANAブースで、ANAは多くの航空祭でブースを出しており、ANAの職員さんの中には自衛隊機好きな方がまあまあいるとのことを聞いたことがあります。

KC-46の模型でした。

掲載するのを忘れてしまったのでここで掲載しますが、C-2(68-1203)の横でC-2の模型とKC-767の模型が展示しているように見えますが・・・

前輪

このように書かれています。 C-1の整備員であればどこにバッテリーがあるのかわかるはずなのに、なぜ書く必要があるのかな? 多くの航空機のバッテリーが左後部にあるので、他基地に緊急着陸した時などに、C-1の整備をしたことがない整備員向けに書いているのかな?

燃料給油口と燃料移送操作盤だと思います。

左バルジのパネルを開けていて・・・

主輪は片側4輪です。

型式はC-1、製造番号は8003、製造年月は1973年12月と刻まれています。

C-1搭乗口の奥上部に貼り付けていました。

私が現役時代のこの機体を最後に撮影したのは、2016年1月29日に那覇基地に駐機する姿を旅客機内から撮影していました。 ということはこの38-1003号機は、2016年1月29日から2016年5月29日までの間に退役したことがわかります。

2016年5月29日に行われた2016年度美保航空祭時には既に退役していました。

この機体は既に退役しているとのことで・・・

C-1(38-1003)  第403飛行隊(美保基地)

次はC-2と同じ第1整備格納庫で展示していたC-1です。

2015年度岐阜航空祭で掲出されたXC-2の説明板を掲載しますが、岐阜では推力が25t級とあるが、美保では離陸推力で21955kgとあり、22t級なのでは?
緊急時の短時間であれば25tまで出せるのかな?

C-2説明板

比較のためにC-1のエンジン説明板を掲載しておきます。

C-2エンジン説明板

ワイパー

ヘッドアップディスプレイ(HUD)

機首部左右にこのような物があり聞くと、着氷のセンサーとのこと。 翼の形になっているのは何か意味があるのでしょう。

右側は非常口です。

これはフライトエンジニア(機上整備員)席でしょう。

これは2階の操縦室に上がる階段とドアかな?

2016年5月29日撮影の第1整備格納庫写真。

2016年5月29日撮影の2016年度美保航空祭時の写真。

前年度の航空祭時には左の燃料系統整備格納庫は完成していて開放されていましたが、2棟の落成式は2017年1月27日に行われました。
ところで燃料系統整備格納庫とは何でしょう? 松島基地にも建設されていて、第○格納庫とは呼ばれないのかな? なお、右の格納庫は第1整備格納庫と報道にありました。

この2棟の格納庫がC-2用の格納庫で、手前が2機、奥が1機入ります。

この編隊飛行も数年後には美保基地では見られなくなります。

この編隊飛行を見られるのもこれが最後です。

あれっ C-2だけ離れて飛んでいるようです。

美保基地配備機4機種によるオープニング飛行が始まりました。

アグスタAW139(JA973A : MH973)  海上保安庁第八管区海上保安本部(美保航空基地) 愛称:みほづる

ボンバルディアDHC-8-315の説明板は珍しいので掲載しておきます。 補助電源装置とはAPUのことでしょうね。

機首前輪の上に黄色い部品が見えると思いますが・・・

海上保安庁エプロンから移動していました。

それではエプロンに向かいましょう。

2014年に基地見学した時の写真を掲載しておきます。 招待者車両の通路のために立入禁止にしていると思われるが、来年度の航空祭時には撮影できるようにスペースを設けていただきたいです。

正門に到着!

こういう姿もまもなく見られなくなります。 移動先は地元マニアの方に聞くと浜松基地とのことです。 航空自衛隊から発表はあったのかな~?

米子空港から基地正門までは畑の横を歩くのですが、奥の道にも多くの方が歩いているのが見えます。

わかりにくいですが、このように2つ分かれて建設されています。 こんな長細い格納庫見たことがないな~。 美保基地はKC-46の格納庫も建てなければならず、用地があまりないのかな?
なお、陸上自衛隊新基地の名称は美保分屯地になると私は予想しますが、さてどうなるのか。

海上保安庁回転翼機格納庫があり、そのために離れて建設されているのかな?

細長い格納庫(庁舎?)が2つ離れて建設されており、その間の奥には・・・

陸上自衛隊中部方面ヘリコプター隊CH-47J用格納庫の建設は進んでおり、来年度早々にも配備可能かな?

この機体はこれから嫌と言うほど撮影できます。

C-1の離陸姿はいつの日か見られなくなるでしょう。

YS-11P型の離陸は後数回で見られなくなります。

やはりデカイな。

次はC-2です。

次はYS-11です。

オープニング飛行のために滑走路へ向かうC-1ですが、脚立がないのでフェンスから離れて撮影です。

米子空港にANAのA321が就航しているのですね。

空港横には海上保安庁美保航空基地があり、フェンスの隙間から会場保安庁機を撮影できます。

空港横の駐車場に美保空港と書かれた航空局の車両があり、あれっ?と思ったのですが、民間の車両でした。 地元では美保空港と呼んでいる人もいるのかな?

以前はJACの伊丹便があったので日帰り美保航空祭見学ができたのですが、今はJAL系の航空会社は就航しておらず、ANA系も伊丹便は運航していません。

3分ほど歩くと米子空港ターミナルに到着です。

米子空港駅に到着! 臨時便もJRは運航していました。

ボタンを押せば音楽が流れるようで、昔の歌謡曲好きな私は、その日1日頭の中では「いい日旅たち」が流れるようになってしまいました(笑)。

山口百恵の音楽が駅前にあるSL展示物付近から流れていました。

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陸上自衛隊OH-1搭載ELT?

陸上自衛隊は機種にもよると思いますが固定式ではなく、搭乗時に積載すると言っていました。
まあだいたいELTは機長席付近か一番後ろの席の後ろにあると思いますので、事故時乗り合わせていればオレンジか黄色の機器を探し、ボタンを押すかおもいっきり振ればいいでしょう。
こんな事を思いながら航空機に乗らないでいいような、自動事故位置通報装置を開発してくださいね。

2017年6月3日14時23分に富山空港を離陸し松本空港に向かった新中央航空の小型単発機が行方不明になり、6月4日早朝に富山県立山町の獅子岳付近の標高2300mにある南東斜面で発見され、ヘリコプターにより搭乗していた4人を富山大学付属病院に搬送したが、4名全員の死亡を確認した。


墜落後後部座席に搭乗していた方が携帯電話により3日14時50分頃に新中央航空松本運航所に連絡があり、墜落したことと、前席の2名は意識がないが、後席に搭乗していた2名は意識があると伝えてきており、墜落時は2名が生存していたことがわかったが墜落場所の特定が難航したことと、天候不良のためヘリコプターでの捜索ができず、20時半前に捜索を中止し、4日午前5時頃警察のヘリコプターが機体を発見したとのことです。
ELT(航空機用救命無線機)は作動していなかったとのことであるが、調べてみると衝撃により遭難信号を発信する自動式と、スイッチを入れることにより発信する手動式があり、事故機は手動式だったのでしょうか?
手動式だとするとパイロット以外はどこにあるかわからず、作動方法も知らないでしょうね。
事故発生場所がすぐにわかれば2人は助けられたかもわからず、御巣鷹でのジャンボジェット墜落時も墜落地点の特定が難航し、事故時は救出された方以外にも生存していた方がいたと証言しており、航空機技術は年ごとに発展していっているのに、事故時の墜落場所を特定する方法は戦時中とほぼ変わっていないのではないでしょうか?
最近日本のGPS衛星「みちびき2号」が打ち上げられ、10mだった誤差が6cmになるとの報道があり、常時航空機の位置がわかるような技術はできないのでしょうか?
最近の自衛隊機の墜落時でさえいつも墜落場所の特定が難航しており、マレーシア機の行方不明事案では未だに特定できていないと思います。
MRJやF-3の開発も進めていただきたいが、JAXAなどで事故時の位置が即座に6cm以内でわかる機器やシステムを開発していただきたいと思います。
今の日本の技術であればMRJやF-3の開発よりも簡単なことだと思うのですけどね~。

当日は5機のブルー塗装機が並んでいる姿を撮影しており、C-130Hはグリーン色の迷彩塗装に戻してきているので、もうこのような写真は撮れないでしょう。

旧管制塔の建物の中に美保気象隊が入っており、てるてる坊主が吊るされていました。 例年天候が悪い美保航空祭ですが、今年はてるてる坊主が頑張ってくれたのでしょう。

JR西日本ブース

またもや比較のためにC-1の説明板を掲載しておきます。


なお、C-2エンジンのCF6-80C2K1Fという型式は既に製造中止(販売中止)になっているとのことで、既に発注しているエンジンのみ製造されるとのことです。
よってC-2が何機製造されるか決まっていて、予備エンジンと共に発注済みなのであろう。
ということは、計画製造機数より更に機体を発注することはできず、更に発注あるいは民間型を製造するのであればエンジンを違う型式にしなければならないでしょう。
KC-46と同じプラット&ホイットニーしておくべきだったのでしょうが、C-2計画時はKC-767やE-767、政府専用機のB-747と同じ種類の型式エンジンが最適だと判断したのでしょう。
CF6エンジンすべてが製造中止なのか、CF6-80C2K1Fという型式のエンジンのみが製造中止なのかは調べてもわかりませんでした。

数年後にはC-2とKC-46の編隊飛行が見られるでしょう。

このように飛び出ており、聞くとはっきり理解できなかったのですが、前輪のステアリング機能がロックされているかしていないかがわかるようになっていると言っていました。 出ていればロックされていて、牽引車で引っ張っても真っ直ぐにしか動けないということかな?

ボンバルディアDHC-8-315(JA726A : MA726)  海上保安庁第八管区海上保安本部(美保航空基地) 愛称:みほわし

C-46D(91-1139) 美保基地常設展示機  今年も右側面からの撮影はできなくしていました。 よって・・・

米子駅前のホテルに宿泊し、米子駅からJRを使用して美保基地に向かいました。